2025年7月、J2のブラウブリッツ秋田に所属していたFW小松蓮(こまつ れん)選手が、J1のヴィッセル神戸へ完全移籍することが発表されました。
Jリーグでも注目の移籍のひとつであり、神戸の補強戦略においても「得点力強化」の鍵となる存在として期待されています。
本記事では、小松蓮選手の経歴、プレースタイル、秋田時代の成績、ヴィッセル神戸での役割や今後の展望について詳しく解説します。
🔹小松蓮 プロフィール
- 名前:小松 蓮(こまつ れん)
- 生年月日:1998年9月10日
- 年齢:26歳(2025年現在)
- 出身地:東京都
- 身長/体重:183cm/78kg
- ポジション:FW(センターフォワード)
- 利き足:右
ユニかっこいいな。
— 小松 蓮 (@RenKomatsu) January 24, 2022
皆さん19番のユニで今シーズン戦いませんか?
アルウィンでしっかり探します。笑#yamaga pic.twitter.com/A53RanFgWA
⚽プロとしてのキャリア
小松蓮選手は産業能率大学からプロ入りし、以下のクラブで経験を積んできました。
- 2019–2021:ツエーゲン金沢
- 2021:レノファ山口FC(期限付き移籍)
- 2022–2025:ブラウブリッツ秋田
特に秋田では主力FWとして定着し、2024シーズンはJ2リーグで8得点・4アシストという結果を残しました。
ゴール前での嗅覚、ヘディングの強さ、フィジカルを生かしたポストプレーに定評があり、「守備もできる万能型FW」としての評価が高まっています。
📝なぜヴィッセル神戸なのか?
今回の完全移籍で注目されるのは、「なぜ神戸が小松蓮を獲得したのか?」という点です。
ヴィッセル神戸は2025シーズン、前線の層の薄さや決定力不足に課題を抱えており、ターゲットマン型のFWの補強が急務でした。
小松選手は長身ながらも足元の技術も高く、カウンター時の起点としても機能できる点が評価されました。
さらに、年齢的にも脂が乗り切った26歳という点で、今後数年にわたっての戦力として期待がかけられています。
📊秋田での評価と成績
2022年に加入したブラウブリッツ秋田では、徐々にスタメンに定着。
2023〜2024シーズンには「頼れるストライカー」として、ゴール前での勝負強さを発揮しました。
- 2023年:J2リーグ出場 29試合/得点6/アシスト3
- 2024年:J2リーグ出場 31試合/得点8/アシスト4
得点以外にも、前線での守備貢献、ハイプレス、空中戦の競り合いなど目に見えない部分でも評価が高く、秋田サポーターからは「抜けるのが惜しい存在」として惜しまれています。
🔥神戸で期待される役割とは?
ヴィッセル神戸では、現時点でのフォーメーションにおいて、1トップもしくは2トップのターゲット役として起用される見込みです。
既存の外国籍ストライカーとのローテーションや、終盤の「パワープレー要員」としての活躍も期待されます。
また、神戸はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も視野に入れており、過密日程に対応するためにも選手層の厚さが求められています。
小松選手の献身性と走力は、そうした戦術の中でも大いに生きてくるはずです。
🎤本人コメント(クラブ発表より)
「ブラウブリッツ秋田での3年間は、自分にとって本当に成長できた時間でした。
今回、ヴィッセル神戸というビッグクラブにチャレンジすることを決意しました。
全力でチームの勝利に貢献したいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」
📌まとめ:小松蓮は“神戸の鍵”を握る存在になるか
完全移籍でJ1の舞台へとステップアップを果たした小松蓮選手。
秋田で鍛えた経験と、26歳という脂の乗った年齢を武器に、神戸の新たな得点源としての活躍が期待されます。
FWとしての課題を抱えるヴィッセル神戸において、小松選手がどのような化学反応を起こしてくれるのか——今後も目が離せません。
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