【神代植物公園】ショクダイオオコンニャクが開花!2年半ぶりの神秘的な瞬間に立ち会いました

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2025年6月4日

世界最大級の花が再び開花

2025年6月3日、神代植物公園の大温室で栽培されているショクダイオオコンニャクが開花しました。この個体の開花は6回目で、筑波実験植物園と並び全国最多となります。前回の開花は2022年12月で、約2年半ぶりの開花となりました。

開花の様子と特徴

ショクダイオオコンニャクは、インドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科コンニャク属の希少植物で、花序の高さが3メートルを超えることもあります。開花時には腐肉のような強烈な臭いを放ち、「世界一臭い植物」としてギネスブックにも登録されています。この臭いは開花日の夜に最も強く発生します。

今回の開花では、6月3日午後に咲き始めたことが確認され、同日17時30分から20時30分までの間、夜間公開が実施されました。この特別な機会に、多くの来園者が訪れ、神秘的な花の姿とその独特な臭いを体感しました。

私の体験と感想

開花翌日の朝に参加しました。大温室に入る前からたくさんの方が並んでいました。


行列を進んでいくと、多くの人々がショクダイオオコンニャクの周りに集まっていましたが、すでに匂いはありませんでした。


ネットの情報ですと、強烈な臭いが鼻を突き、まるで腐った肉のような匂いがするそうです。
その臭い以上に、花の美しさと存在感に圧倒されました。深い紫色の仏炎苞が優雅に広がり、中央の付属体が堂々と立ち上がる姿は、まさに自然の神秘を感じさせるもののようです。
このような珍しい植物の開花を目の当たりにできたことは、非常に貴重な体験となりました。

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ショクダイオオコンニャクについて

ショクダイオオコンニャク(学名:Amorphophallus titanum)は、インドネシア・スマトラ島に自生するサトイモ科の植物で、絶滅危惧種に指定されています。花は巨大な燭台のような形をしており、開花期間はわずか2日間と非常に短いのが特徴です。また、開花時に発する強烈な臭いは、花粉を運ぶ昆虫を誘引するためのもので、現地では「死体花」とも呼ばれています。

今後の開花情報とアクセス

ショクダイオオコンニャクの開花は非常に珍しく、次回の開花時期は未定です。最新の情報は、神代植物公園の公式ウェブサイトやSNS(公式X(旧Twitter))で随時更新されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。

神代植物公園へのアクセスは、京王線調布駅から小田急バスで「神代植物公園前」下車、またはJR中央線三鷹駅・吉祥寺駅から小田急バスで「神代植物公園前」下車が便利です。開園時間や入園料などの詳細は、公式ホームページをご確認ください。

※本記事は2025年6月4日時点の情報を基に作成しております。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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