更新日：2025年8月16日
30秒でわかる要点
- 2003年にモーニング娘。へ加入し、“最後の黄金メンバー”として22年以上活動。
- 2023年末、強迫性障害（OCD）と診断され、症状により一部活動を制限。
- 2025年1月19日に公式ブログで引退発表。2025年夏のツアー最終日（8月14日）がラストステージ。
- 最後までファンとの時間を大切にし、「不安との戦いに限界を感じた」と正直に綴った。
引退を決意した理由：OCDとの闘い
2023年末に「強迫性障害」との診断を受けた道重さん。自身も「安心したいと思う行動がまた不安につながる」「一人になると不安感や恐怖心が消えない」という症状を公式ブログで赤裸々に告白しました。
「一昨年末に診断され、活動を制限しながら続けてきた」としつつ、再び以前のような活動の再開が難しく、「限界を感じた」として引退を決意したことを説明。所属事務所にも相談のうえでの決断でした。
引退までの軌跡
- 1月19日に正式発表。加入記念日でもあり、22年の芸能生活に一区切りをつける節目としての発表でした 。
- 2025年夏のコンサートツアーがラスト。最終日は8月14日、東京・Zepp DiverCityのステージで引退 。
- ファンへの感謝とともに「笑って楽しい時間を共有したい」との気持ちで、最後まで心を込めて活動を続けました。
最終ステージで語ったメッセージ
ブログで彼女は「ステージを降りて一人になると途端に不安や恐怖が襲ってくる」「安心したい行動がさらに不安を生むのに止められず……」とした上で、「診断はほっとした部分もあった」と綴りました。そして、活動を続けることが困難に。「限界だな、と思い、決断しました」と引退を決断した心情を率直に語っています 。
引退後の展望とファンへの思い
- 22年間の活動に区切りをつけた後も、「ファンのみんなと最後まで楽しく一緒にいたい」感謝の言葉を繰り返しました。
- 引退後の進路は未発表ですが、今後は自分自身と向き合う時間にしたいという“静かなスタート”に注目が集まっています。
まとめ
道重さゆみさんは、長年にわたりアイドルとしてファンを支えてきましたが、心身の不調と向き合い、引退という決断に至りました。「限界を感じた」と語ったその言葉には、誰にも言えない孤独や葛藤がにじんでいました。エンタメ界に残る功績と、最後までファンを想った姿勢を讃え、今後の彼女の歩みにエールを送りたいと思います。
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