吉田聖弥とは？中日ドラゴンズ期待の左腕、急成長中の“杉内2世”を追う

基本プロフィール

小学生から野球を始め、中学で投手へ転向。高校は伊万里農林（佐賀）で活躍し、細身ながらエースとして登板しました。卒業後は西濃運輸に所属し、都市対抗で存在感を放ちました。特に2024年の都市対抗予選では27投球回を無失点、32奪三振の快投でチームのベスト4進出に貢献しました。

2024年のドラフト会議では中日ドラゴンズから2位指名を受け、契約金7000万円・年俸1200万円（推定）で入団。当時1位指名の金丸夢斗選手と共に注目を集めました。

最速152km/hの直球と、見た目に惑わされないチェンジアップを武器とする左腕です。チェンジアップは“直球に見えて球速が落ちる”と評され、「ボールが来ていないのに腕は振っている」と媒体から高評価されています。

50m走6秒8、遠投115mという身体能力も持ち合わせており、持久力と身体能力の高さも評価されます。

幼少期に見た杉内俊哉投手に憧れ、「杉内2世」と呼ばれることも。背番号47もその由来とされています。また、母親が美容師であった縁から、社会人時代にはチームメイトの髪をカットし「バーバー吉田」と呼ばれていたというエピソードもあります。

吉田聖弥選手は、社会人野球で成長し、素材としての素晴らしさを持つ左腕投手。2025年のプロ入り後は即戦力としてローテーション入りへの期待が高まります。直球と変化球を自在に操る将来性豊かな逸材として、今後の中日ドラゴンズの中核を担う存在になる可能性が高く、ぜひ注目したい選手です。

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